嫌がらせの犯人を特定する第一歩は、いつ・どこで・何をされたかを記録し、写真や映像などの証拠を残すことです。
そのうえで、つきまといや車・家への被害なら警察への相談と張り込みによる現場の記録、ネットの書き込みなら弁護士による発信者情報の開示の手続きと、嫌がらせの種類によって特定の方法が変わります。身の危険を感じるときは、すぐに110番に連絡してください。
車に傷をつけられる、ポストに中傷の手紙が入っている、帰り道に誰かにつけられている気がする。相手が分からない嫌がらせは、それだけで毎日の暮らしを不安なものにします。
この記事では、嫌がらせの種類ごとの犯人の特定の方法と相談先、証拠の残し方、自分でしてはいけないこと、警察への相談と探偵にできることを、MILAE探偵社の事例とともにお伝えします。
- 嫌がらせの種類ごとの、犯人の特定の方法と相談先
- 警察や弁護士に相談するときに役立つ、証拠の残し方
- 犯人が分からないうちに、自分でしてはいけないこと
- 警察への相談と、探偵にできること・できないこと
嫌がらせの相手が分からず不安な方は、まずご相談ください
相談・見積もりは無料、匿名でも大丈夫です。24 時間受付。
嫌がらせの種類で、犯人の特定の方法は変わる
犯人をどう特定するかは、嫌がらせの種類によって変わります。現場に人が来る嫌がらせは、その場を記録することで人物を確かめられます。ネットの書き込みは、法律の手続きで書き込んだ人の情報を開示してもらう必要があります。
| 嫌がらせの種類 | 特定の主な方法 | 主な相談先 |
|---|---|---|
| つきまとい・待ち伏せ・家の周りをうろつく | 現れる日時・場所の記録、張り込みによる撮影 | 警察、探偵 |
| 車や家への傷・いたずら、中傷の手紙 | 防犯カメラ、被害の起きやすい時間帯の張り込み | 警察(被害届)、探偵 |
| 無言電話・しつこいメッセージ | 着信・受信の履歴、メッセージの保存 | 警察 |
| ネット・SNSの書き込み | 発信者情報の開示の手続き | 弁護士 |
どの種類でも、出発点は記録です。記録があると、警察や弁護士に状況を正確に伝えられ、探偵の調査も「いつ・どこを見ればよいか」を絞り込めます。
犯人の特定に役立つ、証拠の残し方
証拠は、「いつ・どこで・何があったか」が後から誰にでも分かる形で残します。一度の出来事では偶然と言われやすくても、記録が積み重なると、嫌がらせが続いていることを示せます。
被害の記録を付ける
- 日付と時間、場所
- 何をされたか(車の傷の場所、手紙の内容、後をつけられた道順 など)
- 見かけた人物・車の特徴(服装、背格好、車の色や車種、ナンバー)
- そのとき一緒にいた人、目撃した人
- 被害の金額(修理代など)や、体調への影響
写真・映像・物を残す
- 傷やいたずらは、日付が分かるように写真に撮る。全体と近くの両方を撮っておく
- 中傷の手紙やいたずらの物は、捨てずに封筒ごと保管する。触る回数はできるだけ少なくする
- 無言電話・メッセージは、着信履歴やメッセージの画面を保存する
- ネットの書き込みは、書き込みの画面とページのURL、書き込まれた日時が分かるように保存する。書き込みは消されることがあるため、見つけたらすぐに
防犯カメラを付ける
自宅の玄関や駐車場に防犯カメラを付けると、物への被害やうろつきを記録しやすくなります。カメラは自分の家や敷地を写すように向け、隣の家の中や窓が写り込まないように配慮してください。録画が上書きで消えないよう、被害に気付いたらすぐに映像を保存します。
犯人が分からないうちに、自分でしてはいけないこと
「この人が怪しい」と思っても、証拠がそろうまでは、相手と直接やり合わないでください。人違いだった場合はもちろん、当たっていた場合でも、トラブルが大きくなったり、こちらが責任を問われたりするおそれがあります。
- 怪しい人を問い詰める・押し掛ける:嫌がらせが激しくなったり、相手が警戒して証拠が取れなくなったりする
- SNSや近所で「犯人はこの人」と広める:事実であっても、名誉毀損に当たるおそれがある
- 相手の家の敷地に入る、相手の家の中を写すようにカメラを向ける:住居侵入やプライバシーの侵害を問われるおそれがある
- 仕返しをする:こちらが加害者として扱われるおそれがある
怒りや不安が大きいときほど、一人で動かずに、警察や弁護士、探偵にご相談ください。自分で調べるときに法律に触れるおそれがある行為は、自分で浮気調査をすると違法になる行為の記事でも説明しています。
記録の残し方から、一緒に考えます
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警察に相談するときのポイント
嫌がらせは、まず警察に相談してください。今すぐ危険があるときは110番、急ぎではない相談は、全国共通の警察相談専用電話「#9110」や、最寄りの警察署の窓口で受け付けています。
嫌がらせの内容によっては、刑法の器物損壊・脅迫・名誉毀損・侮辱などの罪や、ストーカー規制法の「つきまとい等」に当たることがあります。どの法律に当たるかを自分で判断する必要はありません。記録と証拠を持って、ありのままを伝えてください。ストーカー規制法で警察が動く条件と、警告・禁止命令の流れは、ストーカー対策の記事で詳しく説明しています。
- 被害の記録(日時・場所・内容)を、時間の順にまとめて持っていく
- 写真・映像・手紙などの現物を持っていく
- 相手に心当たりがあれば、その理由も伝える
- 物を壊されたなど、犯罪に当たる被害があるときは、被害届を出したいと伝える
事例:後をつけていたのは、同じマンションの住人だった(20代女性・東京都)
- ご相談:帰宅のときに誰かに後をつけられている気がする。郵便受けが荒らされたこともあった
- 調査:帰宅の時間帯に合わせて5日・合計20時間、調査員2名
- 費用:基本料金236,000円(5,900円 × 20時間 × 2名)+交通費などの実費
- 結果:同じマンションに住む男性が、ご依頼者さまの帰宅に合わせて後をつけ、郵便受けをのぞく様子を撮影した。映像と記録を持って警察に相談し、相手に警告が出された。ご依頼者さまは後日、転居した
「気のせいかも」で終わらせず、日時と出来事を記録してください。証拠があると、警察も動きやすくなります。
事例:元交際相手の待ち伏せを記録し、禁止命令へ(20代女性・埼玉県)
- ご相談:別れたあとも、自宅の近くや最寄り駅で待ち伏せされるようになった
- 調査:3日・合計12時間、調査員2名
- 費用:基本料金141,600円(5,900円 × 12時間 × 2名)+交通費などの実費
- 結果:元交際相手が自宅の近くで待ち伏せし、ご依頼者さまに近づこうとする様子を撮影した。警察に相談し、ストーカー規制法に基づく警告、その後に禁止命令が出された
相手が分かっていても、記録がないと被害を伝えにくいことがあります。探偵の記録は、警察への相談を後押しする材料になります。
探偵にできること・できないこと
探偵にできるのは、張り込みや尾行で、嫌がらせをしている人物とその行為を記録することです。MILAE探偵社では、被害の記録をもとに、嫌がらせが起きやすい日や時間帯に絞って張り込み、必要に応じて防犯カメラの付け方もご助言します。
事例:車の傷とポストの中傷の手紙。犯人は近所の人だった(30代女性・千葉県)
- ご相談:車に何度も傷をつけられ、ポストに中傷する手紙が入れられた
- 調査:約2週間のうち、被害が起きやすい夜に4日・各4時間の張り込み、調査員2名。防犯カメラの付け方もご助言
- 費用:基本料金188,800円(5,900円 × 16時間 × 2名)+交通費などの実費
- 結果:近所に住む男性が夜中に車に近づき、傷をつける様子を撮影した。映像をもとに警察へ被害届を出し、器物損壊として捜査された
嫌がらせは、近所とのトラブルが背景にあることもあります。証拠がそろうまでは、相手と直接やり合わないでください。
一方で、ネットの書き込みを誰がしたのかを法的に確かめることは、探偵にはできません。書き込んだ人の情報は、サイトの運営者や通信会社が持っており、開示を求めるには、情報流通プラットフォーム対処法に基づく請求や、裁判所の手続きが必要です。これは弁護士の領域です。
事例:ネットの書き込みの犯人は、探偵では特定できなかった(40代男性・神奈川県)
- ご相談:経営する店の口コミサイトとSNSに、事実と違う悪評が繰り返し書き込まれた
- 調査:約2週間、調査員1名。書き込みの内容と時間帯の整理、店の周辺での聞き込み(3日・各4時間)
- 費用:基本料金70,800円(5,900円 × 12時間 × 1名)+交通費などの実費
- 結果:元従業員が怪しいという手がかりは得たが、書き込んだ人物の特定には至らなかった。弁護士に引き継ぎ、発信者情報の開示請求の手続きに進んだ
ネットの書き込みの犯人を法的に特定するのは、弁護士の手続きです。探偵にできることには限界があります。
探偵も、法律で禁止されていることはできません。相手の家に入る、盗聴するといった方法はとりません。また、MILAE探偵社では、嫌がらせの相手が分かっても、相手に直接会って話をつけることはおすすめしていません。その後の対応は、警察や、必要に応じて提携している弁護士にご相談いただけます。
費用は、調査員1名1時間5,900円(税込)で、最低調査時間は3時間です。嫌がらせが起きやすい日や時間帯が分かっているほど、張り込みの時間を絞れて費用を抑えられます。調査の内容はストーカー・嫌がらせ調査のページ、料金の計算は調査料金のページで説明しています。
よくある質問
警察に相談しても、動いてもらえないことはありますか?
相談の内容や証拠によって、警察の対応は変わります。日時・場所・内容の記録や、写真・映像があると、被害の状況が伝わりやすくなります。急ぎではない相談は、警察相談専用電話「#9110」でも受け付けています。
犯人の心当たりがなくても、相談できますか?
はい。相手が分からないからこそ、記録と張り込みで確かめる調査があります。被害がいつ・どこで起きているかを伺い、調べられるかどうか、どのくらいかかりそうかをお伝えします。
ネットの書き込みの犯人も、探偵に特定してもらえますか?
書き込んだ人を法的に特定するには、発信者情報の開示の手続きが必要で、弁護士の領域です。探偵ができるのは、書き込みの内容や時間帯の整理、周辺での聞き込みなどに限られます。必要に応じて、提携している弁護士をご紹介します。
防犯カメラを付ければ、自分で犯人を特定できますか?
カメラに人物がはっきり写れば、警察に相談するときの大切な証拠になります。ただし、暗い時間帯や顔が写りにくい角度では、誰か分からないこともあります。カメラは自分の家や敷地を写すように向け、近所のプライバシーにも配慮してください。
相談だけでもいいですか?
はい。相談・見積もりは無料で、匿名でも大丈夫です。電話・LINE・フォームで24時間受け付けています。相談したからといって、契約する必要はありません。
まとめ
嫌がらせの犯人を特定する第一歩は、いつ・どこで・何をされたかの記録と、写真・映像・手紙などの証拠を残すことです。現場に人が来る嫌がらせは警察への相談と張り込みによる記録、ネットの書き込みは弁護士による開示の手続きで、特定の方法が変わります。
証拠がそろうまでは、相手と直接やり合わないでください。身の危険を感じるときは110番、急ぎではない相談は#9110へ。記録の残し方や調査の見通しは、MILAE探偵社でもご相談いただけます。
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ストーカー・嫌がらせ調査のご相談は無料です
相談・見積もりは無料、匿名でも大丈夫です。24 時間受付。
出典:刑法(e-Gov法令検索)、ストーカー行為等の規制等に関する法律(e-Gov法令検索)、特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律(e-Gov法令検索)、総務省「インターネット上の違法・有害情報に対する対応(情報流通プラットフォーム対処法)」、政府広報オンライン「暮らしに役立つ情報」(警察相談専用電話 #9110)、探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
