探偵を選ぶときは、公安委員会への届出があるか、契約の前に重要事項を書面で説明するか、料金の内訳と調査の方法・人数を具体的に説明できるかを確かめてください。
反対に、その日のうちの契約を急かす、「必ず証拠が取れる」と言い切る、料金が「一式」で内訳が分からない、法律に触れる方法をすすめてくる業者は要注意です。見積もりは複数の探偵社で取り、説明を持ち帰って比べてから決めて大丈夫です。
探偵に相談したいけれど、どこに頼めばよいか分からない。ホームページはどこも似たように見え、料金も比べにくい。高額な請求をされないかと心配になる方も多いと思います。
警察庁によると、探偵業の届出をしている営業所は、令和7年末で7,354件あります。この記事では、その中から信頼できる探偵社を選ぶために確かめること、悪質な業者に見られるサイン、面談で聞いておきたいこと、契約で困ったときの相談先を、MILAE探偵社の事例とともにお伝えします。
- 探偵社を選ぶときに確かめる5つのこと
- 悪質な業者に見られるサイン
- 面談で聞いておきたいこと
- 契約書・重要事項の説明書で確かめること
- 追加料金・返金・解約のトラブルと、契約前の防ぎ方
- 契約で困ったときの相談先
探偵選びに迷ったら、まずは相談だけでもどうぞ
相談・見積もりは無料、匿名でも大丈夫です。24 時間受付。
探偵社を選ぶときに確かめる5つのこと
まず確かめたいのは、届出・書面での説明・料金の内訳・調査の方法・報告書の5つです。どれも、相談や見積もりの段階で確かめられます。
| 確かめること | 見るところ |
|---|---|
| 公安委員会への届出 | ホームページや事務所に、届出番号(探偵業の標識)が示されているか |
| 書面での説明 | 契約の前に、重要事項を書いた書面を渡して説明してくれるか |
| 料金の内訳 | 1時間あたりの料金、調査員の人数・時間、実費、追加の費用が分かれて書かれているか |
| 調査の方法と人数 | どこで、何人で、どう調べるかを説明してくれるか |
| 報告書の中身 | 写真や時刻など、何が記録されるかを説明してくれるか |
探偵業法で探偵にできること・できないこと、届出の確かめ方は探偵業法でわかる、探偵にできること・できないこと、見積もりで確かめる項目は探偵の料金の仕組みの記事で詳しく説明しています。
悪質な業者に見られるサイン
次のような言い方や対応があったら、その場で契約せず、いったん持ち帰ってください。
- 契約を急かす:「今日決めれば安くなる」「今すぐ動かないと手遅れになる」と、その日のうちの契約を迫る
- 結果を約束する:「必ず証拠が取れる」と言い切る、根拠の分からない高い数字を挙げて結果を約束する。調査の結果は、対象者の行動しだいで変わります
- 料金が「一式」:内訳が分からない、追加でかかる費用の説明がない、キャンセルや解約の条件を書面で示さない
- 法律に触れる方法をすすめる:無断でGPSを付ける、盗聴する、住居に入るなどの方法を提案する。探偵業者が建造物侵入やストーカー規制法違反などで検挙された例もあります
- 別れさせ工作などを持ちかける:調査ではなく、人間関係に働きかける工作をすすめる
- 公的な窓口のように見せる:「被害を解決します」と、公的機関や弁護士のような説明をして契約させる
探偵に、慰謝料の請求や相手との交渉を任せることもできません。交渉ができるのは弁護士です。
見積もりを取って、比べてから決めてください
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面談で聞いておきたいこと
面談では、遠慮せずに次のことを聞いてみてください。答え方が具体的かどうかで、その探偵社の調査の進め方が分かります。
- 私の場合、何日・何時間・何人で調べるのがよいと考えますか?その理由は?
- 料金の総額の見込みはいくらですか?実費には何が入りますか?
- 予定の時間で結果が出なかったら、どうなりますか?延長するときは事前に連絡がありますか?
- 途中でやめたいときや、キャンセルしたいときは、いくらかかりますか?
- 調査は自社の調査員がしますか?
- 報告書には何が載りますか?
- 家族に知られないように、連絡の方法や時間を決められますか?
大切なのは、予算の上限と「どこで区切るか」を、契約の前に決めておくことです。
事例:会ってはいたが、不貞の証拠までは取れなかった(30代男性・妻の調査・茨城県)
- ご相談:妻の車の走行距離が、日常の買い物では説明できないほど増えていた
- 調査:平日昼に計5日・延べ35時間、調査員2名・車両2台
- 費用:基本料金413,000円(5,900円 × 35時間 × 2名)+交通費などの実費。車両2台の車両費
- 結果:妻が元交際相手と会っていることは確認できたが、5日間とも飲食店やドライブのみで、ホテルなどへの出入りは確認できなかった。ご依頼者さまは追加の調査をせず、報告書をもとに妻と話し合うことを選んだ
調査は、必ず思いどおりの結果が出るものではありません。「会っている」と「不貞の証拠」は別物です。予算の上限と、どこで区切るかを最初に決めておきましょう。
料金だけで比べない
見積もりは、同じ条件(日数・時間・人数)で比べ、料金と一緒に、調査員の人数や報告書の中身も見てください。
料金の安さだけで選ぶと、調査員が少なく尾行の途中で見失ったり、報告書から調査の実態が確認できなかったりすることがあります。反対に、必要以上に長い日数のパックをすすめられていないかも確かめましょう。行動の日時の見当がついていれば、短い日数で済むこともあります。
支払いの方法とタイミング、予定より早く終わったときの返金の扱いも、契約の前に聞いておくと安心です。依頼の手順は探偵に依頼する流れの記事で説明しています。
契約書・重要事項の説明書で確かめること
探偵業法では、探偵社は契約の前に重要事項を書面で説明し、契約したあとは契約の内容を書いた書面を渡さなければならないと定めています。この2つの書面は、トラブルを防ぐいちばんの手がかりです。受け取ったら、次の点を確かめてください。
| 確かめること | 見るところ |
|---|---|
| 届出と会社の情報 | 会社名・住所・代表者、届け出ている公安委員会の名前が書かれているか |
| 調査の内容・期間・方法 | 何を、いつからいつまで、どんな方法(尾行・張り込みなど)で調べるかが具体的か |
| 料金と支払い | 料金の額(概算)、実費に何が入るか、支払いの時期と方法 |
| 報告の方法と期限 | 報告書をいつ、どんな形で受け取れるか |
| ほかの業者への委託 | 調査を外部に任せることがあるか。あればその内容 |
| 契約の解除 | 途中でやめるとき・キャンセルするときに、いくらかかるか |
| 資料の処分 | 調査で集めた写真や資料を、終わったあとどう処分するか |
書面を渡さない、説明が口頭だけ、書面の内容と説明が違うといった場合は、その場で契約しないでください。探偵業法の決まりに沿っていないおそれがあります。
追加料金・返金・解約のトラブルを防ぐには
探偵とのトラブルで多いのは、お金に関することです。どれも、契約の前に「どんなときに、いくらかかるか」を書面で確かめておけば、防ぎやすくなります。
- 追加料金:調査が延びたときに、連絡なく延長されて請求される。延長するときは事前に連絡があるか、延長の料金はいくらかを確かめる
- 実費:交通費・車両費・宿泊費などが、思っていたより高い。実費に何が入るか、上限や見込みはどのくらいかを確かめる
- 返金:予定より早く終わった、途中でやめたのに、払ったお金が戻らない。早く終わったときや中止したときの精算の仕方を確かめる
- 解約:契約したあとで解約したら、高い解約料を求められた。いつまでなら、いくらで解約できるかを確かめる
- 報告書:受け取った報告書が薄く、調査をした様子が分からない。報告書の見本を見せてもらえるかを聞いておく
パックで前払いしたあとに「調べても出てこないので、さらに日数が必要」とすすめられることもあります。追加の契約をする前に、それまでの調査で何が分かったのか、報告を受けてから決めてください。
契約で困ったときの相談先
契約や請求で困ったときは、一人で抱え込まず、消費生活センターに相談してください。消費者ホットライン「188」に電話すると、最寄りの消費生活センターなどにつながります。
- 自宅や喫茶店など、営業所以外の場所で契約した場合や、街頭で声をかけられて契約した場合などは、特定商取引法の「訪問販売」として、クーリング・オフ(書面を受け取ってから8日間の無条件の解除)の対象になることがあります。自分から事務所に出向いて契約した場合は対象になりません
- クーリング・オフが使えなくても、説明と事実が違った場合などは、消費者契約法で取り消せることがあります
- 当てはまるかどうかは、契約の場所や経緯で変わります。契約書と見積書、やり取りの記録を持って相談してください
違法な方法で調べられた、脅されたなどの被害は、警察に相談してください。
MILAE探偵社の場合
MILAE探偵社は、神奈川県公安委員会に届け出ている探偵社です(第45250004号)。契約の前に重要事項を書面でご説明し、見積もりで何にいくらかかるかをお伝えします。調査は外注ではなく自社の調査員が行います。調査を延長する必要が出てきたときは、ご依頼者さまに連絡して了承をいただいてから延長し、予定より早く終わったときは差額をお返しします。調査員が動く前のキャンセルは無料です。
相談と見積もりは無料です。説明を聞いて、その場で決める必要はありません。ほかの探偵社の見積もりと比べてから決めていただいてかまいません。法律に触れるおそれがある調査や、結果が犯罪などに使われるおそれがあるご依頼はお受けしていません。
事例:お受けしなかった所在調査(30代男性)
- ご相談:「妻が子どもを連れて出ていった。居場所を知りたい」とのご相談
- 調査:お話を伺う中で、DVを理由に避難している可能性が高いと判断し、お受けしなかった
- 費用:相談のみのため、かかっていない
- 結果:調査はせず、面会交流の申し立てなどの法的な手続きについて、弁護士へのご相談をおすすめした
探偵業法では、調査の結果が犯罪や違法な差別に使われるおそれがある場合、調査はできません。DV・ストーカーにつながる所在調査はお受けしていません。
料金は調査料金、会社の情報は会社概要のページでご覧いただけます。
よくある質問
届出をしている探偵社かどうかは、どう分かりますか?
探偵業者は、届出をしたことを示す標識を営業所に掲げ、原則としてホームページなどでも示すことになっています。届出番号と、届け出た公安委員会の名前を確かめてください。分からないときは、相談のときに聞いてください。
大手と小さな探偵社では、どちらを選べばいいですか?
規模よりも、あなたの状況に合わせて調査の方法と料金を具体的に説明してくれるかで選ぶのがおすすめです。届出、書面での説明、料金の内訳を確かめてください。
見積もりを取ったら、契約しないといけませんか?
いいえ。見積もりを取ったからといって、契約する必要はありません。MILAE探偵社でも、相談・見積もりは無料で、ほかの探偵社と比べてから決めていただいてかまいません。
契約したあとで、解約できますか?
解約の条件や費用は、契約の前に受け取る書面に書かれています。契約の前に必ず確かめてください。営業所以外の場所で契約した場合などは、クーリング・オフができることもあります。困ったときは消費者ホットライン「188」に相談してください。
相談だけでもいいですか?
はい。相談・見積もりは無料で、匿名でも大丈夫です。電話・LINE・フォームで24時間受け付けています。相談したからといって、契約する必要はありません。
まとめ
探偵を選ぶときは、届出があるか、契約前に重要事項を書面で説明するか、料金の内訳と調査の方法・人数を具体的に説明できるかを確かめてください。契約を急かす、結果を約束する、料金が一式、法律に触れる方法をすすめる業者は要注意です。
見積もりは複数の探偵社で同じ条件で取り、持ち帰って比べてから決めて大丈夫です。予算の上限とどこで区切るかも、契約の前に決めておきましょう。契約で困ったら、消費者ホットライン「188」に相談してください。
関連するページ:会社概要/調査料金/探偵業法でわかる、探偵にできること・できないこと/探偵の料金の仕組み/探偵に依頼する流れ
相談・見積もりだけでも、お気軽にどうぞ
相談・見積もりは無料、匿名でも大丈夫です。24 時間受付。
出典:探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)、特定商取引に関する法律(e-Gov法令検索)、探偵業の業務の適正化に関する法律施行規則(e-Gov法令検索)、警察庁「令和7年中における探偵業の概況」、消費者庁「消費者ホットライン」
