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W不倫が発覚したら|慰謝料の注意点と、証拠を集める前に考えること

W不倫が発覚したら|慰謝料の注意点と、証拠を集める前に考えることColumn

公開日: 執筆:新井順子

W不倫(夫婦の両方が既婚者どうしの不倫)では、あなたが浮気相手に慰謝料を請求できる一方で、浮気相手の配偶者から、あなたの配偶者が請求されることもあります。離婚せずに夫婦を続ける場合、家計で見ると、受け取る額と支払う額が近くなることがあります。

そのため、W不倫が分かったら、問い詰めたり相手の家庭に連絡したりする前に、離婚するかどうか、証拠をどう使うかを考え、弁護士に相談することが大切です。

配偶者の浮気相手も、既婚者だった。W不倫が分かると、怒りやショックに加えて、相手の家庭にどう向き合えばよいのか、慰謝料はどうなるのかと、考えることが一気に増えます。

この記事では、W不倫で関わる4人の関係と慰謝料の考え方、発覚したときに最初にしてほしいこと・しないほうがよいこと、必要な証拠を、MILAE探偵社の事例とともにお伝えします。

  • W不倫で関わる4人の関係と、慰謝料の考え方
  • 離婚するかどうかで、慰謝料の見え方が変わる理由
  • 発覚したときに最初にしてほしいこと・しないほうがよいこと
  • W不倫で必要な証拠と、探偵ができること

W不倫かもしれないと悩んでいる方は、まずはお聞かせください
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W不倫では、関わる人が4人になる

W不倫では、あなた・あなたの配偶者・浮気相手・浮気相手の配偶者の4人が関わります。あなたと浮気相手の配偶者は、どちらも不倫をされた側で、それぞれが慰謝料を請求できる立場になりえます。

立場慰謝料の請求
あなた(不倫をされた側)あなたの配偶者と浮気相手に、請求できることがある
あなたの配偶者浮気相手の配偶者から、請求されることがある
浮気相手あなたから、請求されることがある
浮気相手の配偶者(不倫をされた側)浮気相手と、あなたの配偶者に、請求できることがある
請求が認められるか、いくらになるかは、個別の事情で変わります

不倫は、配偶者と浮気相手の2人による「共同の不法行為」として扱われるのが一般的です。民法では、共同の不法行為をした人は、連帯して損害を賠償する責任を負うと定められています。

W不倫の慰謝料で気をつけたいこと

W不倫の慰謝料は、離婚するかどうかで考え方が大きく変わります。請求する前に、ご自身がこれからどうしたいかを決めておくことが大切です。

離婚しない場合、受け取る額と払う額が近くなることがある

あなたが浮気相手に慰謝料を請求すると、浮気相手の配偶者も、あなたの配偶者に慰謝料を請求することがあります。あなたが離婚せずに夫婦を続ける場合、あなたの家計からは、受け取ったお金と、配偶者が払うお金の両方が出入りすることになり、手元に残る額が思ったより少なくなることがあります。

浮気相手から、あなたの配偶者に負担を求められることがある

浮気相手があなたに慰謝料を払ったあと、「不倫の責任は2人にある」として、あなたの配偶者に負担の一部を求めることがあります。これを「求償」といいます。夫婦を続ける場合は、示談の書面で求償の扱いを取り決めることもあるため、内容は弁護士と相談して決めてください。

請求には期限がある

慰謝料の請求には期限があり、一般に、損害と相手を知った時から3年で時効になります。相手が分からないうちや、気持ちの整理がつかないうちに時間がたってしまうこともあるため、早めに弁護士に相談しておくと安心です。

慰謝料の額や、誰にどう請求するかは、夫婦の状況、不倫の期間や回数、離婚するかどうかなどによって変わります(一般的な目安は不倫の慰謝料の相場の記事で説明しています)。個別の判断は弁護士にご相談ください。MILAE探偵社では、提携している弁護士をご紹介できます。

発覚したときに、最初にしてほしいこと

W不倫が分かったときは、すぐに動かず、まず「これからどうしたいか」を考え、証拠と状況を整理してください。

  • 気付いたことを記録する:いつ・どこで・何があったか、相手について分かること(名前、職場、子どもの学校など、どこで知り合ったか)をメモする
  • これからどうしたいかを考える:離婚するのか、関係を再構築するのか、慰謝料を請求したいのか。決めきれなくても、選べるように事実を確かめておく
  • 弁護士に相談する:証拠をどう使うか、相手の家庭にどう伝えるかは、動く前に決めておく

しないほうがよいこと

  • 問い詰める:警戒されて、証拠が取りにくくなる。証拠がないと、はぐらかされて終わることも多い
  • 浮気相手の家庭や職場に、自分で連絡する:相手の家庭を巻き込む大きなトラブルになり、話し合いで不利になったり、名誉毀損を問われたりするおそれがある
  • SNSなどで広める:事実であっても、名誉毀損に当たるおそれがある

事例:相手も既婚者だったW不倫(50代男性・神奈川県)

  • ご相談:妻のスマホの通知に、見知らぬ男性の名前がたびたび表示されていた
  • 調査:計6日・合計40時間、調査員2名
  • 費用:基本料金472,000円(5,900円 × 40時間 × 2名)+交通費などの実費
  • 結果:相手は、子どもの学校のつながりで知り合った既婚の男性だった。平日の昼に、相手の車でホテルへ行く様子を2回撮影した。弁護士と相談のうえで相手に慰謝料を請求し、相手の妻にも事実が伝わり、双方の家庭で話し合いが行われた

W不倫は、相手の家庭も巻き込みます。証拠をどう使うかは、動く前に弁護士と決めておきましょう。

動く前に、証拠と今後の進め方を一緒に整理します
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W不倫で必要な証拠

W不倫でも、必要なのは肉体関係があったと分かる証拠と、浮気相手が誰かが分かる情報です。相手が既婚者だと、自分の家庭に知られないよう慎重に動くことが多く、会う日時や場所が限られることもあります。

  • 肉体関係が分かる証拠:ラブホテルなどに2人で入り、出てくるまでの写真・映像。2回以上あると、関係が続いていることを示しやすい
  • 浮気相手の名前と住所:慰謝料を請求するには、相手が誰でどこに住んでいるかが分からないと、手続きを始めにくい
  • いつから・どのくらい続いているか:期間や回数は、慰謝料を考えるときの材料になる

事例:浮気相手の名前と住所まで確認(40代女性・神奈川県)

  • ご相談:夫の浮気はほぼ確信していたが、相手の女性がどこの誰か分からなかった
  • 調査:2日・合計14時間、調査員2名。夫の行動を調査したあと、相手の女性の帰宅先を確認
  • 費用:基本料金165,200円(5,900円 × 14時間 × 2名)+交通費などの実費
  • 結果:不貞の証拠に加えて、相手の女性の名前と住所を確認した。弁護士から相手の女性に内容証明を送り、慰謝料の支払いで合意した

浮気相手に慰謝料を請求するには、相手の名前と住所が必要です。証拠と一緒に確認しておくと、その後が進めやすくなります。

証拠の強さの違いは浮気の証拠として有効なもの・弱いものの記事で詳しく説明しています。配偶者のスマホに無断でログインするなど、自分で証拠を集める方法には法律に触れるおそれがあるものもあるため、自分で浮気調査をすると違法になる行為の記事もあわせてご覧ください。

探偵に頼む場合の進め方と費用

探偵の浮気調査では、尾行と張り込みで、肉体関係が分かる場面と、浮気相手の素性を記録します。結果だけを知りたいのか、相手の名前や住所まで知りたいのか、裁判で使う報告書が必要なのかなど、目的に合わせて調査を組み立てます。

費用は調査員1名1時間5,900円(税込)で、1日の調査であれば、5万円以下(実費別)になることがほとんどです。会う曜日や時間の見当がついているほど、調査は短く済みます。W不倫では、相手も平日の昼や仕事の合間など限られた時間に会うことが多く、その時間帯が分かると調査日を絞りやすくなります。

調査の進め方は浮気調査・不倫調査のページ、料金の計算は調査料金のページ、何日かかるかは浮気調査は何日必要?の記事で説明しています。

よくある質問

W不倫の場合、慰謝料は請求できますか?

あなたは、配偶者や浮気相手に慰謝料を請求できることがあります。ただし、浮気相手の配偶者から、あなたの配偶者が請求されることもあります。離婚するかどうかなどで考え方が変わるため、弁護士にご相談ください。

浮気相手の配偶者に、不倫の事実を伝えてもいいですか?

伝えると、相手の家庭を巻き込む大きなトラブルになり、話し合いが難しくなることがあります。伝え方によっては、名誉毀損などを問われるおそれもあります。伝えるかどうか、どう伝えるかは、証拠をそろえたうえで弁護士と相談して決めることをおすすめします。

離婚しないで、浮気相手にだけ慰謝料を請求できますか?

請求できることがあります。ただし、W不倫では、浮気相手の配偶者があなたの配偶者に請求したり、浮気相手があなたの配偶者に負担を求めたりすることもあるため、示談の内容も含めて弁護士と相談して進めてください。

浮気相手が既婚者かどうか分からないのですが、調べられますか?

浮気調査の中で、相手の帰宅先などを確かめ、名前や住所を確認する調査ができます。何が分かれば目的を果たせるかを、相談のときに一緒に整理します。

相談だけでもいいですか?

はい。相談・見積もりは無料で、匿名でも大丈夫です。電話・LINE・フォームで24時間受け付けています。相談したからといって、契約する必要はありません。

まとめ

W不倫では、あなたが浮気相手に慰謝料を請求できる一方で、浮気相手の配偶者から、あなたの配偶者が請求されることもあります。離婚しない場合は、受け取る額と払う額が近くなることや、浮気相手から配偶者に負担を求められることもあります。

発覚したら、問い詰めたり相手の家庭に連絡したりする前に、これからどうしたいかを考え、証拠と状況を整理して弁護士に相談してください。必要な証拠を集める調査は、MILAE探偵社でもご相談いただけます。

関連するページ:浮気調査・不倫調査/浮気の証拠として有効なもの・弱いもの/浮気調査は何日必要?/調査料金/調査までの流れ

浮気調査のご相談は無料です
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出典:民法(e-Gov法令検索)

この記事を書いた人

新井順子

新井順子MILAE探偵社 代表取締役・カウンセラー

MILAE探偵社の代表取締役・カウンセラー。大手探偵事務所での勤務を経て、2020年にMILAE探偵社を立ち上げました。10年以上にわたり探偵業に従事し、1,200件以上の調査に携わってきました。女性ならではの視点と丁寧な対応で、浮気調査をはじめとした様々なご相談に親身に寄り添ってきました。「安心して話せる探偵でありたい」という想いを大切に、プライバシーに配慮したカウンセリングと誠実な調査対応を心がけています。

探偵業届出:神奈川県公安委員会 第45250004号(主たる営業所:横浜店)